さまざまな補助金の申請に利用される電子申請システム「jGrants(Jグランツ)」。
しかし、実際に補助金申請で使用したことがない方の中には、「どんなシステムなの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、jGrants(Jグランツ)の基本知識や申請手順、注意点、活用できる補助金制度について詳しくご紹介します。
補助金申請を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
電子システムJグランツとは
jGrants(Jグランツ)とは、経済産業省が運営する補助金の電子申請システムです。
・jGrants https://www.jgrants-portal.go.jp/
事業者が補助金の申請をオンラインで行い、交付決定から実績報告、支払い申請までを一括で管理できます。
従来、補助金申請は申請項目や添付書類が多く、申請者だけでなく、審査を行う事務局にとっても大きな負担となっていました。
しかし、紙ベースの申請手続きと比べると、手続きの簡素化や申請プロセスのスピードアップが期待できます。
Jグランツのメリットとデメリット
Jグランツのメリット
Jグランツを使用するメリットとして、次の点が挙げられます。
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オンライン申請が可能:24時間いつでも申請ができる
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補助金の検索・申請が簡単:対象の補助金を一覧から探し、申請可能
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進捗状況をリアルタイムで確認:申請から交付決定、支払いまで一括管理
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電子データで管理できる:書類提出の手間を省略し、スムーズな手続きが可能
このように多くのメリットがあるため、「電子申請のみ」という補助金制度が増えています。
Jグランツのデメリット
一方で、次のようなデメリットもあります。
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パソコン操作に慣れていない:申請作業に時間がかかってしまいメリットが活かせない
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システムエラーが発生:推奨外のブラウザ使用やアクセスの集中によるシステム障害が発生する可能性
Jグランツの利用環境
jGrantsの動作環境は以下のとおりとなっており、下記のブラウザの最新バージョンをご利用ください。
InternetExplorer等の下記以外のブラウザは、申請上のエラー等が生じますので利用しないでください。
・Windows | :chrome、firefox、edge(※1) |
・macOS | :chrome、firefox、safari |
・Android | :chrome |
※1 edgeの「InternetExplorerモード」は申請上のエラー等が生じますので利用しないでください。
Jグランツの申請手順
Jグランツで補助金を申請するには、以下の手順を踏む必要があります。
(1)GビズID(プライム)の取得
Jグランツを利用するためには、GビズID(ジービズID)が必要です。特に、法人や個人事業主が補助金を申請する場合は「GビズIDプライム」を取得する必要があります。
GビズID取得の流れ
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GビズIDの公式サイトにアクセス
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GビズIDプライムの取得手続きを行う
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必要な書類(法人:登記事項証明書、個人事業主:本人確認書類など)を提出
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申請後、郵送でIDが届く(取得まで2週間ほどかかる)
(2)Jグランツにログイン
GビズID取得後、Jグランツの公式サイトにアクセスします。
「ワンタイムパスワード認証」または「アプリ認証」を行うことでログインが完了し、jGrantsホーム画面が表示されます。
ログイン後、補助金の検索や申請が可能になります。
(3)申請する補助金を選ぶ
Jグランツでは、多くの補助金が掲載されており、自社に適した補助金を探すことができます。
補助金を選ぶ際のポイント💡
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申請対象の業種や条件を満たしているか
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補助金の対象となる経費に合致しているか
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申請期間内であるか
(4)申請手続きを行う
補助金の申請ページから、必要な情報を入力し、必要書類をアップロードします。
一般的な提出書類
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事業計画書
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収支計画書
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申請者情報(会社概要・個人事業主の情報)
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過去の決算書(確定申告書)
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見積書や発注書(必要な場合)
(5)審査結果を確認する
事務局から結果が発表されると、申請時に入力したメールアドレス宛に通知メールが届きます。
メールに記載されているURLにログインすると審査結果が表示されます。
(6)交付申請を行う
採択後、補助対象経費を精査し、「交付申請手続き」を行います。
申請が承認されると、交付決定通知が届きます。
その後、補助対象事業を実施し、領収書や報告書などの証拠書類を適切に管理する必要があります。
(7)実績報告を行う
事業が完了したら、Jグランツ上で「実績報告書」を提出します。
提出する主な報告書類
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実績報告書(事業の実施内容・成果)
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経費証憑(領収書・請求書)
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振込証明書(支払実績の証明)
申請が承認されると、補助金確定通知が届きます。
その後、「精算払請求」を行い、審査が完了すると、補助金が指定口座に振り込まれます。
Jグランツで利用できる補助金
Jグランツで申請できる主な補助金には以下のようなものがあります。
(1) ものづくり補助金
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中小企業が生産性向上のための設備投資を行う際に活用可能
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設備やシステム導入に対する補助が受けられる
(2) IT導入補助金
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ITツールやソフトウェア導入を支援する補助金
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クラウドシステムや業務効率化ツール導入時に利用可能
(3) 事業再構築補助金
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新分野展開や事業転換を行う企業向け
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コロナ禍以降、多くの企業が利用
(4) 小規模事業者持続化補助金
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販路開拓や集客強化を目的とした支援
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チラシ制作や広告宣伝、設備導入などの費用を補助
(5) 省エネ関連補助金
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省エネルギー設備の導入に対する補助
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電気代削減を目的とした企業向け
Jグランツを利用する際の注意点
(1)申請期限を守る
補助金ごとに申請期限があるため、こまめにチェックして期限内に申請する必要があります。
(2) GビズIDの取得は早めに
GビズIDの取得には2週間以上かかる場合があるため、申請前に準備しておくことが重要です。
(3) 必要書類をしっかり準備
書類の不備があると審査に時間がかかるため、事前に確認しておくことが大切です。
(4) 補助金の条件を正しく理解する
補助金には「補助対象となる経費」や「使用目的」などが細かく決められています。不適切な使い方をすると、補助金が支給されない場合があります。
まとめ
Jグランツは、補助金申請の手続きを効率化できる便利な電子申請システムです。
GビズIDの取得が必要ですが、一度取得すれば補助金申請の手間を大幅に削減できます。
ものづくり補助金やIT導入補助金など、多くの補助金に対応しているため、事業の成長に役立てることができます。
補助金を活用して設備投資や業務改善を行いたい場合は、Jグランツを積極的に利用し、スムーズな申請を目指しましょう!
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