時代は刻一刻と変化を刻み、特にここ数年間では社会的にも劇的な変化を遂げた。
インターネットの急速な普及に伴いマーケティング戦略は正しく激変した。
今となっては中小企業でさえもホームページがあるのが当たり前で、この時代においては逆にホームページがないという事がそのまま信用や信頼に直結する。
スマートフォンの普及により『調べる』というキーワードから連想されるのはインターネットという方が大多数である事は現時点での当たり前だ。
どれだけ『俺はインターネットは嫌いだ』という経営者の方であったとしても、この時代の変化に対応出来なければ沈んでしまう。
『好き』や『嫌い』のレベルではないのだ。
生き残る為、環境に適合する。
もっと言えばこの変化を利用する、先駆けて様々な手を打てる企業こそが発展を遂げる。
そういった時代である事は既に周知の事実だろう。
これからの時代
では、先の10年についてだが。
急速に発展した過去10年と少しの期間よりも更に異常な発展を遂げるだろう。
IoT、AI、ソサエティ5.0、望む、望まないに関わらずこのような時代になってくる。
自動化が発展していく事で人が介在する仕事は減り、全てがインターネットで司る、そんな時代。
それでも人は生きる、そして企業は生き残らなければならない。
そんな時代を生きていく、勝ち抜く為にできる事は何かに目を向けよう。
『まだ先のこと』と高を括る事無かれ。
その時代は目と鼻の先だ。
多くの大企業は既にその対策を打っている。
では中小が生き残る為に必要な事は何か。
客観的に自社を見てそのノウハウの中で今後生き抜く為の武器はあるのか。
そしてその武器を利用してどんな事業戦略を立てるのか。
予め想定していなければ沈んでしまう。
新規事業戦略
まず自社の強みや弱みをしっかり把握する事だ。
主観的になってはいけない。希望的観測を混ぜてもいけない。
ただただ、事実を並べるのだ。
SWOT分析を実施して自社の強み、弱みそして機会と脅威をしっかり見ておこう。
その上でTOWS分析(クロスSWOT)を実施してみる事でそれぞれのアクションが決まる。
これらは、極めてオーソドックスな自社における経営戦略を考える為のフレームワークの一つである。
では、新規事業を立ち上げるという面においてはどのように導きだすか。
まずはSWOT分析で出した内の強みをきっちり把握しよう。
新規事業と一口で言ってもその切り口には幾らかのパターンが存在する。
例えば、完全に0からのスタートで既設の市場に飛び込む場合。
これは既に着手し、一定の需要がある事が既に分かっているからこそ手を出す新規事業戦略だとは思うが大きな成長という意味では中々難しい。
その代わり、既に市場が開拓されている分『固い』商売が出来る可能性も高い。
では次に完全に0からのスタートで市場も出来上がっていない物について。
ブルーオーシャンを目指していく事となるこの切り口は当たると大きいが市場のニーズが分かっていない状態である事からも相応のリスクを伴う。
すぐ出来て、それ程の投資もかからないのは『既存の自社のノウハウを活かして新しい事業を発足させる』事だろう。
これが主にSWOTの”S”、『強み』を活かしていく部分になる。
何れにしても先の時代。生存をかけた競争の中で生き残る為には既存の事業の効率化やスリム化が必須になる。
また、その中で既存事業の市場が既に飽和している状態であれば新規事業を検討せざるを得ないだろう。
そんな悩みを抱えている会社・経営者の方の為にコンサルタントというのは存在する。
既存の事業に改善のメスを入れるべきなのか。はたまた新規事業に飛び込むべきなのか。それらをあらゆる角度から第三者目線で見る事によって新たなる道を切り開く糸口が出来る。
多忙を極める経営者の方が自分のやりたい事を外部委託する。何故ならどれだけ優秀な人間でも手は最大で2本しかないからだ。
その経営者の方が手を増やす為に+自分のやりたい事を具現化する為にコンサルとパートナー関係を作る。
これはひどく効率的だと私は感じる。
新入社員の初任給程度の金額で顧問クラスの働きをする人間が雇えるのだ。
そう聞けば『確かに』と感じて下さる経営者の方は少なくない。
これからの時代において、勝ち残る為に必要な事が一体なんなのか。
それについては常にアンテナを張り、信頼できるパートナーを早い段階で席につかせて、一緒になって企業の未来を考えていくという事が必要になってくるのは間違いない。
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