クラウドファンディングの流れとクラウドファンディングで出来る資金調達以外の事

クラウドファンディング

クラウドファンディングはこれからの時代における資金調達の中心になると確信しています。一方で「この世の中に簡単にお金が集まる仕組みなんてない」を体現しているものでもあると感じています。

本記事では、クラウドファンディングの一般的な流れとクラウドファンディングで出来る資金調達以外の事についてお伝えしていきます。

1 クラウドファンディングって何？
2 クラウドファンディングで出来る資金調達以外の事
3 クラウドファンディングの流れ

クラウドファンディングって何？

クラウドファンディングという仕組みについて、まずは説明していきたいと思います。

クラウドファンディングとはCrowd（群衆）からFunding（資金調達）するというところからきています。その名の通り、自身に関係ある人・ない人問わず多くの方から資金を集める仕組みを指します。

インターネットが普及している今だからこそ出来る事だと言えますよね。

銀行からの融資、補助金、投資家からの投資などとは全く別物で、一般人または一般企業からお金を集めるというのがポイントです。

事業計画や、今のキャッシュフローなんて関係ないんです。

「情熱がある」「おもしろそう」「そのプロジェクトで生活が豊かになりそう」「リターンが魅力的」など、人が感じる「支援したくなるツボ」を抑える事で資金調達を可能にすると言えるでしょう。

また、クラウドファンディングを通じて出来る事は資金調達以外にもたくさんあります。

クラウドファンディングで出来る資金調達以外の事

①仲間を増やす

クラウドファンディングでは「共感」や「支援」が武器になります。その延長線上には同じ方向に向かって一緒に汗を流してくれる仲間が出来るといった事が多くあります。

クラウドファンディングで支援したプロジェクトが成功すると支援者側としては「支援した甲斐があった」となるわけです。その後も発展や追加で実施したい事がある際に力になってくれる方が多く集まってくれます。

これは、融資や補助金では絶対に得る事ができないポイントではないでしょうか。

②広告宣伝が出来る

これから起業する方、起業したばかりの方にとって最も必要なアクションの一つに「認知度を上げる」という行動があります。

認知度を上げるというのは私も経験していますが、本当に並大抵のことではありません。

HPを作って、ブログを初めて、SNSに投稿したからお客さんもすぐ獲得出来るだろうなんてのは妄想です。あなたの事業について知っている人はあなたが思うより少ないです。ましてやそこからお客様になってくれる方は本当に一握り、、

だから広告宣伝に力を入れるのです。またはSNSマーケティングに全力を投じるのです。

広告宣伝にはお金がかかりますし、SNSマーケティングも結果が出るのには時間がかかります。

「お金を集めながら認知度を上げる手段」の一つにクラウドファンディングがあります。

クラウドファンディングを運営しているプラットフォームは既に相当数のPVを集める事ができています。その中に自分のプロジェクトを投じる事で広告宣伝の役割を果たしてくれます。

③市場ニーズ調査が出来る

新規事業を始める時、起業する時、何から始めますか？「本当にこのサービス・商品は買ってくれる人がいるのか？」ですよね。

クラウドファンディングでは大手企業さんも「マーケティング調査」でクラファンを利用しているケースがあります。

実際のリターンで商品を並べ、プロジェクトページでその製品のよさを伝え、実際にどれだけの人に購入してもらえるかが分かりやすいからです。

あなたがこれから始める新事業・新サービス・新商品が世の中に受け入れてもらえるのか。その調査もクラウドファンディングを通して実施する事が出来ると言えます。