起業・新規事業立ち上げ時に有効活用出来るクラウドファンディング!その活用方法3選と実施するメリットについて徹底解説!

クラウドファンディングについて、耳にすることは多いが実際にチャレンジしたことはない。そういった方々が多いと思います。

弊社が運営する「ミラプロ」(※みらいプロデュースの略)というクラウドファンディング支援サービスにてお客様と最初に面談させていただく時にはやはりクラファンについて、「知っているが、チャレンジするには少し勇気がいる」と言う方がとても多い印象を持ちます。

「ミラプロ」は中四国を中心にクラウドファンディング支援を行っているサービスですが、まだまだ中四国ではクラウドファンディングの利用率が低いことがその要因の一つだと考えています。

クラファン使用率の説明資料抜粋

上図は、弊社がお客様へクラウドファンディングについて説明する際に使用する資料の抜粋ですが、Campfireという大手クラウドファンディングプラットフォームから引用したグラフを元に説明しています。

クラウドファンディングの市場は右肩あがりに伸び続け、国内流通金額は600億円を超えているにも関わらず、地域別のユーザー数割合を見ると首都圏と近畿地方だけで全体の6割を占め、中四国地方では全体の僅か6%に留まっています。

その他地方でも九州全体で僅か9%程度などクラウドファンディングが身近でないという現状が数字から垣間見えます。

弊社は起業や新規事業立ち上げに挑戦する全ての人を応援することを目的に活動をしており、クラウドファンディングはその大きな助けになると確信している為中四国や西日本にクラウドファンディング利用者を増やす事も目的の一つに掲げています。

有効なクラウドファンディング活用方法3選とそれぞれのメリットについて

クラウドファンディング活用3選

クラウドファンディングは、インターネットを介して群衆から資金調達することを目的としたサービスを指しますが、クラウドファンディングを活用するメリットはそれ以外にもあります。(もちろん資金調達にも有効です)

「ミラプロ」としてクライアントの皆様のプロジェクトを支援させていただく中で、またその他の多くの事例を調査していく中で新規事業立ち上げや起業に対して特に効果的だと感じたポイントについてご紹介していこうと思います。

①資金を集めることが可能

これは、クラウドファンディングというサービスを利用する人の多くが「目的」とする部分ですので今更というところではありますが、あえて触れたいと思います。

確かにクラウドファンディングでは資金を集めることが可能です。

しかしながらやり方を間違えると資金を集めるどころか追加投資が必要となるケースも存在しますので、注意が必要です。

クラウドファンディングは、基本的に以下の流れで行われます。

クラウドファンディングの主な流れ

  1. プロジェクトを計画(何を達成する為にどんな投資が必要だから応援してほしいなど)
  2. リターンの設定(応援してくれる代わりにこんなものを用意しますなど)
  3. プロジェクト開始(プロジェクトやリターンについて知人へ直接またはSNSなどで拡散)
  4. 興味をもってくれた方が支援(リターンを選択し、投資してくれる)
  5. プロジェクト終了(目標を達成或いは期限満了)
  6. リターンの実行(支援者の皆様にリターンの返礼)

ここで分かるのは、「支援を受けるにはリターンが必要」という点です。

リターンは自ら設定出来ますが、例えば新商品開発のプロジェクトを立ち上げた際、多くの場合「新商品」がリターンとなるでしょう。

その際、新商品を作るための原価が必要となり、さらには送料が必要となります。

そういった点を加味した上で「投資の為に手元に残したい金額」を算出したリターン設定が必要となります。

また、Campfireをはじめとしたクラウドファンディングのプラットフォームでは資金調達出来た額の10%〜20%程度が手数料として引かれます

よって、最初のリターン設定や目標金額設定はとても重要だと言えます。

「ミラプロ」では過去の実績とノウハウを基にクライアントと一緒にリターン設定する中で前述したポイントを押さえ、確実にクライアントに価値のあるプロジェクトになるようリターン設定・目標金額設定を行っていきますのでご安心頂けますがご自身でプロジェクトを立ち上げる際には注意が必要です。

一方で、上記のポイントをしっかり押さえておけば有効な資金調達の手段となることは間違いありませんので起業時、新規事業立ち上げ時には是非活用していただきたいところです。

②認知度向上

国内大手クラウドファンディングプラットフォームであるCampfireトップページの月間PV数は約100万PVです。

新規事業立ち上げや起業時にこの規模のプラットフォームに掲載される為には広告宣伝費を支払う事が必須となります。

事業拡大や新規サービス販売、起業時の集客において確実に必要となるのは「認知度の向上」で、どんなに素晴らしいサービス・アイディアでも「知って貰わなければ売れません」。

そういった意味でも、クラウドファンディングという多くの方の目に触れるサービスを利用して自社サービスをアピール出来るのはある意味で「資金調達しながら認知度を向上させる」という普通では考えられないアプローチを可能とするのです。

起業時・新規事業立ち上げ時に自社サービスをアピールする際、「新しい商品(サービス)を開発したので是非お試し頂けないでしょうか」と言うよりも「新しい商品(サービス)を開発して、それに関連するクラウドファンディングを開始したので応援頂けると嬉しいです」と伝える方がお願いする側もお願いしやすいですし、お願いされる側も「応援なら」となりやすいのもポイントです。

押し売りにならず、自社サービスを知っていただき、応援してもらう事でファン化に結びつけるという導線をうまく引ければ今後もリピートしてくれるきっかけにはなるでしょう。

③テストマーケティングが出来る

新規サービス・商品開発段階であればクラウドファンディングのプロジェクトを通じてテストマーケティングを行う事も可能です。

リターンの設定に工夫はいりますが、自社がこれから売り出そうとしている商品(サービス)が世間的にどれだけニーズがあるのか。また、幾らかのパターンで商品(サービス)を販売していく中でどれが最も大衆の興味を引くのかといった点を絞り込む為にクラウドファンディングを活用するというケースもあります。

All or nothingという形式でプロジェクトを実行すれば目標金額に達して初めてリターンが発生するという形ですので大きなリスクなく、「本当にニーズがあるか」を見極めながらプロジェクトの進行が可能です。

もちろん、前提としてプロジェクトを成功する為にクラウドファンディングを活用する為テストマーケティングは付随効果として捉えていただきたいのですが、クラウドファンディングを活用する利点としては挙がるのではないでしょうか。

デメリットはないの?

あえて1点デメリットを挙げるとすれば、「事業アイディアを盗まれる可能性がある」という点です。

非常に限定的なデメリットではありますが、新規事業・新規商品開発などのプロジェクト立ち上げ段階ではまだ商品化されていない事が多く、それ故に第三者がそのアイディアを盗用して事業立ち上げする可能性があるという点がデメリットとしてあがります。

なので、プロジェクトページ作成の際にはテクニカルな情報を記載しないまたは記載しても簡単に真似できないようにするなどの工夫が必要です。

それ以外にも特許を申請しておくなども対策としては有効です。

こういったリスクに対して事前に対策を講じておく事でクラウドファンディングを有効活用出来るように進めましょう。

その他には、大きなデメリットはないと考えています。

目標達成できなかった際の周りからの目などをデメリットと感じる方もいらっしゃいますが、そもそもそこに対してデメリットと感じる方はクラウドファンディングはおすすめしません。

最後に

「ミラプロ」では達成出来る目標金額設定やリターン設定、周囲の方への支援要請や拡散・発信に関するアドバイスも行なっているのでその努力を適切に行えばプロジェクトの成功へと導いていける自信があります。

しかしここで間違って欲しくないのは「プロジェクトはクライアントの物」であり、弊社はあくまで支援する立場であるという事。

一緒にプロジェクト成功に向かって走っていく仲間であるとご理解いただきたい点です。

プロジェクト成功のため、必要な施策と必要な戦略を考えクラウドファンディングを最大活用する「ミラプロ」のサービスに興味がある方はお気兼ねなくまずはご連絡をいただければと思います。

※以下画像クリックで「ミラプロ」の問い合わせページに飛ぶ事ができます。


Follow me!

最新情報をチェックしよう!
PAGE TOP