現役コンサルタントが肌で感じる、コンサルタントに必要なスキル3選!

こんにちは。広島県呉市の業務改善コンサルタント株式会社LEO-Makoto大澤です!。

 

コンサルタント(Consultant)という職業についてご存知でしょうか。

 

コンサルタントとは、コンサルティングを行うことを業としている個人もしくは法人のこと。 コンサルと省略されることもある。 名乗るために必須の資格などはない[1]分野が多いが、関連する資格は多数あり、労働安全コンサルタントなど名称独占資格であるものも一部ある。

Wiki:コンサルタント 引用

 

というように定義されているようです。

元々、コンサルティングとは語義的には『相談に乗る事』を指し示すとの事。成る程、確かにそう言われるとイメージと合う方もいるのでは?ちなみに私はコンサルタントになる以前に会社員であった頃、コンサルタントという職業に対して抱いていたイメージは大きく3つ。

  1. めっちゃ賢くて仕事出来るやつ
  2. めっちゃ忙しくて高収入
  3. なんか偉そうで違う世界の人間

 

こんな感じでした(笑)。

でも一般的に抱くイメージってこんな感じじゃないですか?少なくとも私の周りの方々は大体こんな感じのイメージを持っていました。

では、こんなイメージを持っていた私が実際にこの3点に当てはまるのか?

全くそんな事はありません(笑)。

ではコンサルタントとはどういう職業なのか。どうすればコンサルタントになれて、どんな要素が必要なのか。

本記事ではこれらについて綴っていこうと考えています。あくまで私の主観と、私の周りのコンサルタントの方々を実例として挙げていくのでこの限りではないのですが、『コンサルタントって何?』『コンサルタントってどんな人たち?』『コンサルタントってどうすればなれるの?』という疑問をお持ちの方々に対して参考になる筈です。

 

宜しければ、最後までお付き合いください!

色々なコンサルタント

 

コンサルタントと一言で言ってもその種類は本当に多岐に渡ります。インターネットで調べても本当にその種類の多さや独自性には度々驚かされます。

では一体コンサルタントにはどんな種類があるの?まずはここからお話していきましょう。

 

経営・戦略コンサルタント

M&A戦略やグループ経営戦略、中長期成長戦略といった企業全体の経営戦略について策定していくコンサルタント。

フレームワークを駆使しながら戦略策定に必要な現状分析を実施していき、各種策定を進めていくお仕事。

企業の今後を担う戦略策定に携わる事からも報酬が高額な場合が多い。その為、クライアントの多くが比較的大規模な会社という場合が多い。

 

人事コンサルタント

人事のROI(投資効果)を最大化するべく、具体的且つ客観的に人材を評価し、意図的、計画的に 採用、育成、配置する人事戦略を策定していくのがお仕事。

人的・組織的な課題を見える化し、 より効果的な解決策を導き出すメソッドやシステムを提供するコンサルタント。

 

ITコンサルタント

劇的に進化を続けるIT技術を用いて企業の課題や革新に対してITを使用したソリューションを提供するのがお仕事。

システムの導入やその他仕組みの見える化含めてITを駆使して効率化を図るのコンサルタントの事を言います。

 

その他コンサルタント

財務コンサルタント

財務に関わる資金調達の相談やアドバイスをするコンサルタント。大きな資金調達をする場合や現状の財務状況における課題に対しての解決策を設ける。

営業・販促コンサルタント

主に戦術を策定していくコンサルタント。メールマガジンやダイレクトメール。インターネット広告等・プロモーションに関する事に対して問題解決やよりよいメソッドを提供していく。

ジムのトレーナー

『えっ?これもコンサルタント??』そうなんです!コンサルタントです。どういう風に体を動かせばどうなるという事を熟知しており、クライアントが求めるトレーニングを提供していく。

恋愛コンサルタント

『そんなものがあるのか』と思う方もいらっしゃるでしょう。でもこれも間違いなくコンサルタントです。コンサルタントにはこういったニッチな種類の物が沢山あります。本当に発想の転換や何に目を付けるかで無限に種類が広がるのがコンサルタントという職業ですね。

 

コンサルタントに必要な資格

 

コンサルタントに必要な資格って何?という質問を頂く事が度々ありますので本記事にて紹介をさせて頂きます。

まず結論から言いましょう。コンサルタントに必須な資格はありません。

ただ、あるとベターな物はあります。なのでそちらについてご紹介いたします。

 

中小企業診断士

取得にあたり経営に関して広い知識が必要となるこの資格。中小企業に対して経営課題に対応する為の診断・助言を行う事が出来る国家資格です。

日本で唯一経営コンサルタントの国家資格と目されるものですがこれを持っていなくても経営コンサルタントにはなれます。勿論所持している事でデメリットはありません。

それよりもこの資格を取得する為に勉強した事が何よりも自身の力になると言えるでしょう。

 

MBA

これは経営学修士の事をさすので正しくは資格ではなく学歴にあたります。

日本でもMBAを取得出来る大学は多くありますが、世界的にみるとハーバードMBA等が最高峰のステータスと言われています。マッキンゼーやボストンコンサルティングといった超有名コンサルティングファームへ入社する為にはハーバードMBA等を取得していれば有利になる事は間違いないでしょう。

 

公認会計士

財務監査・会計に関しての広い専門知識が必要となるこの資格。当然会計に関する深い知識を持つ為、企業に対してのアドバイスや監査を行う事が出来る国家資格となります。

 

 

コンサルタントになるためには?

コンサルタントになる為にはどうすればいいのでしょうか。色々な方法はありますが、大きく2つの方法について紹介していきます。

 

とにかく名乗る

すごい雑かもしれませんが、名乗ればコンサルです。『嘘つけ』と言われるかもしれませんが本当なんです。

前述した通り、『この資格をもっていないとコンサルタントになれない』という資格が存在しません。よってどんな種類のコンサルタントであろうとも、まず名乗ってしまえばその日からコンサルタントになり得ます。

ただし、名乗っただけでは自己満足で終わります。

本当にコンサルタントとして活動していくのであれば、クラウドソーシングサービスを使用したり自らの人脈を使ってコンサルタントとして仕事を受注して実際に活動する事が必要となります。






転職・就職する

『そりゃそうだ』と言われても仕方がない紹介ですね。ただし、この2つの方法がコンサルタントになる為の大きな方法である事は間違いありません。

日本だけでみてもコンサルティングファームは沢山あります。

条件はファームによって様々ではありますが前述したコンサルとして名乗る=フリーランスコンサルタントとして働くという選択をする前にコンサルティングファームで経験と実績を積んでから、独立するという選択を取る方が多数です。

まずはコンサルティングファームでコンサルタントとして働く事が以降、コンサルタントとして生きていく為にはより確実な手段なのかもしれません。

 

コンサルタントに必要なスキル

コンサルタントに必要なのは資格や学歴よりも『気持ち』や『思い』、『考え方』の部分だと考えます。

では、特にコンサルタントの適正としてどんな事が大事か。私の周りの方々と議論を交わしながら出てきた数点について書いていく事とします。

 

ロジカルな思考

コンサルタントの必須スキルの一つです。そして重要な部分だと私は思います。気持ちや情熱は勿論大事です。が、それだけでは経営者を納得させる事は出来ません。

会社はコンサルタントに対して対価を得る為にお金を支払います。

このビジネスにおける対価とは『困っている事の解決策』であったり、『革新的なアイディア』であったりと色々なケースがありますがそれらを経営者に提示する時に、その根拠になり得るものがなければ誰も何も納得しません。

背景と問題の分析、解決策。『これはこういう分析からこういった事が推測される。その為こういった解決策を講じる事でこういう効果が得られるであろう』というロジカルな提案作成と提示が必須となります。

 

謙虚な姿勢

私が出会ってきたコンサルタントの方々には実に色々なタイプがいました。その中で尊敬できる人に共通して言えたのは『謙虚な姿勢で常に学ぶ気持ちがある方』です。

とかく『教えてやろう』という気持ちのコンサルタントが多いのは事実です。はっきり言ってそんな人が私は大嫌いです。ええ、もう一度はっきり言います。大嫌いです!

コンサルタントとして必要なのは貪欲に自分のスキルを上げる努力と、誰からでもその知識や考え方を学ぼうという姿勢だと強く感じます。

経営者の方々からは特に学ぶことが多く、パッションや思想。ビジョンの持ち方と様々な面において学ぶことが本当に沢山あります。

その方々と直接関われる仕事だからこそコンサルタントという職業は常に学び、その中で自分の持つスキルや知識を総動員して経営者の方々と納得できる解決策を導いていく職業だと考えます。

だからこそこの姿勢は必須だと私は思います。

 

折れない心と強い意志

柔軟な思考やロジカルシンキング。謙虚な姿勢はコンサルタントをする上での前提ともいえるスキルです。

そしてここで紹介する『折れない心と強い意志』はコンサルタントとして生きる為の確固たる覚悟に近い物だと考えます。

経営者が抱える悩みに簡単な物など存在しません。だからこそコンサルタントは全身全霊を尽くし、クライアントの笑顔の為に自分の時間と知識を総動員させて問題解決に臨みます。

そしてその中で何度も心が折れるようなことに直面します。

しかしそこで心が折れるようであればコンサルタントとして生きていく事は出来ません。

アウトプットを出す事がマストとなるこの仕事において必要な覚悟はどれだけ辛い状況でもターゲットに向かい続ける強い意志が必須になります。

逆に言えばこの意思を持ち続けていれば失敗を重ねても必ずターゲットに近づく事が出来ます。そしてその気持ちを持つ人にはいい仲間が出来ます。

周囲を巻き込み心を折らずにターゲットに向かい続ける強い意思はコンサルタントとして生きていく為に絶対的に必要なスキルと言えるでしょう。

 

まとめ

如何でしたか?私の主観も多少入りましたが、本記事を書くにあたり7名のコンサルタントの方々と議論を交わしました(笑)

コンサルタントになる方法やコンサルタントの種類についても軽く触れましたが今後これらについてフォーカスした記事も書いていこうと考えています。

あくまで本記事で皆様にお伝えしたかった事は最後に紹介させて頂いた『コンサルタントに必要なスキル』の部分。

学歴や資格はあるに越したことはないが、必須ではなく、『コンサルタントに必要なスキル』で書いた3つの事を満たせるのであればコンサルタントとして生きていけると少なくとも私は考えます。

 

問題処理能力やフレームワークについては後で学べます。コンサルタントとしての覚悟や姿勢、考え方は自身で意識しなければ成長する事はありません。

だからこそ、この記事ではそこにフォーカスして書かせて頂きました。

皆様にとって有用な情報であった事を期待しつつ、自身に再度言い聞かす意味でもこの記事を書けた事はプラスでした。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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